大震災以降、マイクロチップの必要性・需要が高まっていることを以前にも紹介しました。
実際に当院でもマイクロチップの埋め込み依頼は増えました。
また先月頃から購入時にマイクロチップが入っている子犬の来院が増えています。
マイクロチップの埋め込み数が多くなるのは喜ばしいのですが、この子犬たちの番号は日本獣医師会に照会しても登録されていませんでした。
購入後あまり日が経っていないので登録手続きに時間がかかっているのかと思い、後日(数週間後)再度照会しても登録されていませんでした。
マイクロチップのデータは日本獣医師会のデータベースで管理されており、保健所や動物病院でインターネットを利用して番号検索により飼い主様を検索できます。
マイクロチップが埋め込まれていても日本獣医師会に登録されていないと検索ができず、どこの誰のワンちゃん・ネコちゃんなのかわからない ということです。
いろいろ調べたところ
某ペットショップから販売されたワンちゃんたちには全てマイクロチップが埋め込まれていて、
日本獣医師会ではない管理団体に登録されていることが判明しました。
その管理団体と連絡がとれたので「そちらで登録されている動物の検索ができるようにしたい」とお願いしたところ
『当団体ではまだ検索システムができていないので保健所や動物病院での検索はできません』『システム開発完了時期も未定』 との回答でした。
番号は読み取れるのに検索できない。この管理団体のみの登録では日本獣医師会のデータベース(保健所や動物病院)からは検索できないんです。
これではマイクロチップを入れている意味がありません。
このままだと検索できない(ただマイクロチップをいれているだけの)犬猫が増えてしまいマイクロチップ普及推進の意味もなくなってしまいます。
マイクロチップを入れているワンちゃん・ネコちゃんの飼い主様へ
日本獣医師会(AIPO)へ登録をしていますか?
ご自身で動物病院へ行き入れてもらったのであれば日本獣医師会へ登録されているはずなので問題はありません。
問題なのは購入時に埋め込まれていたワンちゃん・ネコちゃんたちです。
マイクロチップは入っていることに安心していませんか?
疑問があれば購入先に確認をし、かかりつけの動物病院にも相談することをおすすめします。
登録が他団体なら是非日本獣医師会(AIPO)へ登録してください。
入っているマイクロチップはそのまま使えます。(ISO規格のもの)
当院では迷い犬や猫が連れてこられた場合、マイクロチップリーダー(読み取り機)によりチップの有無を確認しています。
識別番号が確認できたら日本獣医師会のホームページより検索を行っています。
文章が多いですが、マイクロチップについて重要なことが書かれていますので日本獣医医師会のホームページを必ずお読みください。
マイクロチップを用いた動物の個体識別
マイクロチップの必要性
マイクロチップの特徴
マイクロチップの埋込み
マイクロチップの登録(動物ID情報登録の手順)
マイクロチップ番号による保護した動物の飼い主の検索
(M.Yoshinaga)